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PS,PW 塩浴窒化処理

金型、治工具、精密機械部品および磁性材料などの総合熱処理受託加工メーカーとして、真空熱処理炉をはじめとするあらゆる熱処理設備を有し、全国に熱処理センターのネットワークをもって、多様化と高度化の進展するユーザーニーズにお応えしています。

PS,PW処理品の特長

PW(Prevents Wearing)と、PS(Prevents Scoring and Scuffing)処理は、大同アミスターが独自に開発した塩浴剤による窒化処理です。

●PW処理品は、耐摩耗性、耐疲労性、耐食性を著しく向上します。

●PS処理品は、PW塩浴剤に特殊添加剤を調合することによって、更に、熱間加工での耐かじり・耐溶着性を向上します。

●短時間で深い硬化層を生成することが可能で、金型、治工具、機械部品などにおいて各種用途に応じた最適窒化物層を作ることができます。

●拡散層が深く、硬さ分布(深さ方向)が良好のため、使用中の剥離が発生しにくい。

●処理温度(570℃以下)のため、熱間ダイス鋼をはじめとする、その他高温焼戻し鋼は、被処理材の変寸を生じにくい。

PS,PW処理層の硬さ

各鋼種のPW処理品の断面硬さ分布(図1)より、熱間・冷間ダイス鋼をはじめ、窒化困難といわれる炭素鋼にも硬化が認められ、耐摩耗性アップを目的として各種金型ならびに部品類に適用されています。SKD61のPS処理品の断面硬さ分布(図2)より最表層で硬さの上昇しない層があり、耐かじり性向上に寄与しています。

図1 PW処理した各鋼種の硬さ分布
図2 PS処理品の硬さ分布

PS処理品の耐かじり性

PS処理品の耐かじり性

SKD61のテストピース(ピン)とSKH51のVブロックの間で一定荷重をかけ、ピンを回転させトルクの変化を計測するFaville試験の結果(図3)によると、PS処理品はトルクの上昇が少なく、比較的安定している。比較のSKD61焼入れ焼戻し状態のものは、30秒後より急激にトルクが上昇し、かじりを発生し始める。またイオン窒化処理品もトルクは高位安定しています。特に、PS処理品はトルクが低く、耐かじり性に効果があります。


光学顕微鏡組織

PS処理品の表層部の光学顕微鏡組織を示します。
(素材SKD61熱処理品、処理条件550℃×10時間)

■ 代表例(×100)

光学顕微鏡組織 代表例(×100)

■ 代表例(×400)

光学顕微鏡組織 代表例(×400)

PS,PW処理の適用例

・熱間プレス用金型 ・ダイカスト用金型 ・冷間プレス用金型 ・切削工具
・鍛造用金型 ・押出し用金型 ・フォーミングロール ・各種機械部品

■ 鋳造用パンチ

PS,PW処理の適用例 鋳造用パンチ

■ 移動刃

PS,PW処理の適用例 移動刃

PS,PW処理の効果事例

(PW処理例)

PW処理例

(PS処理例)

PS処理例
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